横浜烏賊ブルース

エギングにはまってリールは４つしか買っていないものの、気が付けばロッドだけは１０本ばかりなり。とりあえず、今年はこれ以上買いそうもないので、ここらで総決算！あくまでも超私見なので参考にならないかも、ですが、これから秋深まり、私にとっての第一ハイシーズンになるので、自身の考えをまとめる意味で。。。

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エバーグリーン(EVERGREEN） ポセイドン　スキッドロウ　ＰＳＬＳ－７６ＭＨ

★★★★☆
初めて買ったエギングロッドです。それまではゼナックの９フィートのシーバスロッドを使ったりしていたのですが、ちょっとだけ力自慢の私でもシャクリ疲れ。そこで良いロッドはないかと探しておりました。私はバス釣りはメインではやらないものの、釣りビジョンでの菊元さんの番組が好きで、菊元さん魂が注ぎ込まれたエギングロッドということで、悩みに悩んで購入。当時、市場価格で４万円前後するロッドを買うのにはかなりの意気込みが必要でした。しかし、買っただけのことはありました。エギをしゃくるという喜びをこのロッドに教わりました。このロッドはかなり使ったのですが、仕舞寸法が長くてセダンの自家用車の私としては収納に苦労しました。初心者にありがちなシャクリ折りと玄関のドアにはさんで折ったりと２回修理に出して、かなりお金を次ぎこんだロッドとなりました。グリップは第２世代のエバーグリーンのエギロッドよりもこれの方が好きですね。最後に使ったときはボートライトジギングで活躍しておりました。今でもこのロッドをいつか使ってやろうと思います。

ダイコー　デスペラード　DS-862ES　★★★☆☆
マグナムジャークを折って修理に出したとき、近くの釣具屋さんで発作的に購入。結構安かった記憶があります。タイプ的には古いガイドセッティングのロッドだったのですが、なんとなくバランスが良かったですねぇ。初めてキロオーバーのアオリイカをこれで釣りました。たまたまギャフを車に置いてきて、このロッドでは抜き上げられなくて、PEを手でたぐって、釣上げたときは感動でブルブルしたのを思い出します。ある意味ではアオリイカの引きを初めて堪能させてくれたロッドということになりましょうか。。。でも、タックルベリーで売ってしまいました。その時、マグナムジャークも売ろうと考えたのですが、デスペラードと同じ７５００円とか言われたので閉口して売りませんでした。。。それ以来、タックルベリーで道具を売らない！と決意。まぁ、当時はタックルベリーでエギ竿置いてあるの見なかったですもんねぇ。

ダイワ　MONSTER ONE 842H-ID　★★★★★
インターラインとの出会いのロッド。今から思えばエギング超初心者だったのに何故モンスターワンを買ったのか。。。まぁ、張りのあるロッドが好きだったからなんでしょうけど、これで２号から４．５号までブンブン投げまくってましたねぇ。エギングロッドはこれ一本でOKと思っていた時期がありました。このロッドを使い始めたあたりから、毎回ある程度の釣果を安定して出せるようになりました。当時、一番好きなロッドだったのですが、竿を折った知人にインターラインを知ってもらおうと譲ってしまいました。でも、硬すぎるとのことで、彼はカラマレッティプロトタイプ８６MHを買ってしまいましたとさ。。。ウーム。

ダイワ　832-ID　★★★☆☆
当時硬め好きの私には物足りないロッドでした。４号エギ大好きでしたし。。。でも、使っているうちにモンスターワンだけではダメな状況があるなと感じさせてくれるロッドでした。３号エギをしゃくっていると、ああ、気持ちいいなぁ、とか感じ始めた頃に師匠に売却！その師匠もその後、釣友に売却！当時、一番オールラウンダーな竿だっただけに、皆様思い入れが少なかったのでしょうか。。。


ダイワ(Daiwa) ソルティスト　ＳＴＸ－ＥＧ９２２ＭＨＸ－ＳＶ（エメラルダス）

★★★☆☆
SVF！憧れのテクノロジーでした。遠投もしたかった！高い値段に泣く泣く購入！でも私のジャカジャカしゃくりには向きません。やはり長いといくら軽くても遠心力でそうはクイック＆過激にはしゃくれません！しかし、釣れそうもない劇タフコンディションでチョンチョンと軽くしゃくりながら中層をズル引きしたときにこの竿の威力を実感。感度良い上にとにかく飛ぶので渋い状況には活躍するでしょう。。。でも、セダン車のトランクに入れるのにちょいと苦労。数多いアウトガイドに糸を通しながら、インターラインのほうがラクやん！と思うのは私だけでせうか？師匠M氏の愛竿なり。しかし、エメラルダスブランドで再デビューには、わかっちゃいるけど泣けましたねぇ。。。


エバーグリーン(EVERGREEN） ポセイドン　スキッドロウ　ＰＳＬＳ－８６Ｌ

★★★☆☆
重見さんのファンです。そりゃ買うでしょう。シャクリ感も最高で、スラックジャークやりたいならこれでしょ。疲れないんですこのロッド。重さとかじゃなくてバランスなんでしょうね。でも４号以上のエギを晩秋～春に多用する私としては活躍の機会が少ないのですねぇ。この竿使うならエギはブリに限ります。ある意味ブリエギ３．５号を使いこなすためだけに生まれたような竿というのは言い過ぎかしらん。。。


ダイワ(Daiwa) ソルティスト　ＳＴＸ－ＥＧ８３ＭＨ－ＨＤ（エメラルダス）

★★★★☆
SVFインターラインロッド発表先発隊の１本。買う前は832-IDのSVF版かと思いきや、味付けは少々硬め。84Hに続いて84Mも出てしまった今となっては私には中途半端な竿になってしまいました。ましてや最近79Lの凄さもわかって来るとなるとラインナップとしての存在意義がぁぁ。そりゃオールラウンダーの最高峰！ってのはわかりますよ。。。発売のタイミングが絶妙でダイワさんの戦略に私が負けたというか。。。でも、3.5号のミドスクを中心に釣るならやはりこれでしょ。


ダイワ(Daiwa) ソルティスト　ＳＴ－ＥＧ９３Ｈ－ＤＲＹ（エメラルダス）

★★★☆☆
922MHでのガイド糸通しのちょっと面倒さと、高価さで922MH折るのが恐ろしく、9ftオーバーのインターラインで即買いでしたね。前の9ft台のインターラインはブヨンブヨンで私は好きではありませんでした。この竿は何も考えずブンブン投げれます。丈夫の一言です。とにかく飛びます。私の投げ方では922MHより飛びます。ジグでナブラ打ちにも問題ありません。ただ、922MHと同じ理由でジャカジャカしゃくりには向きません。２段シャクリな人には超兵器と化すでしょう。中島さんが開発に関わっているとのことを深く頷く竿です。


ダイワ(Daiwa) ソルティスト　ＳＴＸ－ＥＧ７９Ｌ－ＨＤ（エメラルダス）

★★★★★
私が間違っていました。このロッドの調子は私には新鮮すぎました。前にも書きましたが、１年近くお蔵入りでした。先シーズンの秋が終わってから購入したのであまりに使える期間が少なかったのです。３号エギは秋限定でしかあまり使わないので、今シーズン使ってみると、なんとまぁ凄すぎる！って感じでしたねぇ。あ～～、軽い！とにかくシャクリが自由自在で異次元に気持ちいいです。慣れれば3.5号でも全然OK。そりゃ超遠投は無理だとしても小さい波止なんかじゃ最高なんでないっすかねぇ。激タフコンディションでなおかつ烏賊君は絶対近くに居る！って時はこれですねぇ。掛かりも最高ですねぇ。


ダイワ(Daiwa) ソルティスト　ＳＴＸ－ＥＧ８４Ｈ－ＨＤ（エメラルダス）

★★★★★
デカイカファンの方なら迷わずこれです！MONSTER ONE 842H-IDの純粋且つ進歩した後継竿。デカイカだけじゃなくて極論言えば秋の子烏賊ですらこの竿は超兵器に成り得ます。今やちょいと流行外れかもしれない激シャクリな人はこれで死ぬほどしゃくってください。エギは容赦なくしゃくったままに動きます。感度は凄いの一言です。エギの着底、潮の変化、藻とかに触った瞬間、インターライン内で信号が増幅して手元に伝わります。４号以上のエギをメインに使いますが、3.5号や3号でもエギが超ぉ～動くので、スレ烏賊、シラケ烏賊にスイッチを入れるには最高なのでないかと実感しております。遠投も固い上、SVFの超反発力なので93Hや922MHより飛ぶかもしれません（まぁ、投げ方次第なのですが）。この竿で5.4kg胴長58cmのアオリイカを八丈島で釣った時、今から思えばまだまだこの竿はイケル！と感じましたねぇ。私自身は余裕がありませんでしたが、竿には余裕があったような。。。この竿でなければあの烏賊君は釣上げられなかったかもしれません。


ダイワ(Daiwa) ソルティスト　ＳＴＸ－ＥＧ８４Ｍ－ＨＤ（エメラルダス）

★★★★☆
多分、これぞインターラインのオールラウンダー最高峰なのでは？感覚的には83MHより832-IDの後継竿って感じかなぁ。相当悩んで購入したんですけど、正直言うと秋も深まり3.5号を投げ始めると83MHを持ってくればなぁ、と思い始める次第。そりゃ使い始めは、う～～こりゃええわ！と大絶賛だったのですが、3号投げるには結局79Lが最高だし、3.5号投げるには83MH、もっと遠投とか言うと84Hとなるわけで、おい！俺にとっての84Mって何よ？ってなってきたわけ。で、この竿、ちょっぴり胴調子。激シャクリすると曲がる範囲が長いので83MHより手や腕に負担がかかるのですわ。よく硬い竿は手首や肘に良くないと言われるのですが、シャクリ方によっては逆も真なりと思われます。とか言ってますが、84Hや83MHよりはこの竿が合う人が多いと思います。

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と、まぁ、グダグダと書きましたが、あくまでも上記インプレは現在のところの超私見なので、今週末にはまた考えが変わっているかもしれません。実際、竿って釣り場で自分で使ってみないとわからないものです。人に合う竿が自分に合うわけでもないし、自分に合う竿が人に合うわけでもありません。また、釣り場の状況や使い込んでいくうちに印象が変わることもありますし。。。竿の数だけ開発の方にも使うつり人にも様々な思い入れがあるでしょうし、いや～エギングだけでも、こんなバラエティがあるつーのは、なんとも有難いことなのかもしれませぬ。